heart

ココロの話

行動できないときは、まだ“自分”が足りてないだけ？

〜焦らなくて大丈夫。内側を育てることで自然に動き出す〜

「やらなきゃいけないことは分かってるのに、どうしても動けない…」
そんなふうに、自分を責めてしまったことはありませんか？

でもね、それは“あなたがダメだから”じゃないんです。
もしかしたら、それはまだ「自分」という土台が、ちょっぴり足りていないだけなのかもしれません。

行動できないとき、多くの人は「やる気が足りない」とか「根性がない」と、自分を責めがちです。
周りと自分を比べて焦りも出てくるでしょう。

でも実は、「心の中に安心が足りていない」とき、人は自然とブレーキをかけてしまいます。

たとえば、こんな風に思ったことはありませんか？

こうした不安は、まだ「自分を信じる力」が育ちきっていないサイン。
だから動けないのは、自分の努力不足や根性論じゃないんです。

そしてもう一つ。

「やりたい」のに進まないのは、タイミングや方向性が違っているからかもしれません。
その時は、タイミングが来るまで『待つ』というのも大切な選択なのです。

ここでいう「自分が足りない」というのは、
● 自分を信じる感覚（自己信頼）
● 自分にOKを出す力（自己肯定感）
が、まだ十分に育っていないということ。

誰かに褒められないと動けなかったり、完璧じゃないとスタートできなかったりするのは、自分の中にある“安心”が少ないからなんです。
それと「失敗したらどうしよう」という恐れ。

自分を信じられるようになれば、うまくいかなかった時に「ここから何を学ぶべきか？」という視点になりますし、自分を励ますこともできる。そして、他人の目線が気にならなくもなっていくんです。

「不安」「怖い」「やりたくない」
そんなネガティブな気持ちも、そのまま感じていいんです。
そして、「怖いよね」「不安だよね」と、その感情に寄り添ってあげてください。

見ないふりをすると、心の声はどんどん大きくなってしまいます。
静かな時間に「今、私は本当はどうしたい？」と問いかけてみてください。

タイミングじゃないと思えば「やめる」ことも選択肢の一つです。

朝起きられた、洗濯できた、ご飯を作った——
それって立派な“行動”です。
そんな当たり前の行動も無視しないで、しっかり認めてあげる。

大きな一歩が踏み出せなくても、小さな「できた」をコツコツと重ねることで、心の土台はしっかりしていきます。

ジャーナリングや、静かな時間のひとり言でいいんです。
「本当はどうしたい？」「何に疲れてる？」と、
自分自身とあたたかく会話することで、安心感が育ち、自分の本当の気持ちがわかるようになります。

実は、「動けない」と感じているその時間も、ちゃんと自分を整えるプロセスの一部なんです。
無理やり行動するより、心の声に寄り添いながら、自分の本音を聴き取る力をつけることの方が大切なこと。

そうして小さな一歩を踏み出せたほうが、ずっと未来につながっていきます。充実感も違ってきます。

大丈夫。人と比べることをやめ、あなたのペースで進んでいいんです。

うまくできなかった自分を想像したら、それは動けなくなってしまうものですが「結果が100％わかってから行動する」なんてことはあり得ませんよね。

だって、やったことがないからこそ、怖いし不安なのですから。

いいんです。それで。

不安も恐れも抱いたまま、ブルブル震えながら動いてみる。
ハードルの低いところから少しずつ。

そしてもう一つ。
「やってみてダメならやめればいいだけ」この気楽さはとても役立ちます。

そして、行動した先には、その結果がどうであれ、必ず何か、その先の扉が開くきっかけになります。

誰よりもあなたのことを理解し、応援できるのは、あなた自身です。
行動できないときこそ、内側に目を向けて「自分を育てる」チャンス。

自分を満たしていくことで、気づいたら心が動き出していた。
そんなふうに、優しく前へ進めたら素敵ですよね。

あなたの今日が、少しでも軽く、あたたかくなりますように。

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