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ココロの話

インナーチャイルドを癒す。

ココロの話 | 23.07.16

インナーチャイルドとは?

定義

  1. 成人した人間に内在する,小児的な人格。特に,幼少期の虐待などによって精神的な傷を負っている場合の,表に現れてこないその人の本来の人間性を想定して使われる。内なる子供。

幼少期の経験や記憶というのは、大人になってからの観念や価値観・人間関係に大きく影響しますね。

私が心の世界に入ったきっかけは、夫婦間の問題だったのですが、その原因も私の父親との関係性が影響していることがわかりました。

今、自分が親になって思うことは、親だって決してプロではないし、生まれて初めて親をやっているのだから、愛情をどう表現していいかわからないかもしれないし、その親も、子供の頃の親との関係性の影響を受けているわけで・・

今なら理解できることも多いんです。

でも、子供の頃はわかりませんしね。

その多くは「もっと愛されたかった」「私は愛されていない」という不満や不服・不安感。

私にも、それはあったので、心理学を学びながら、インナーチャイルドを癒していきました。

どんなに恨んでも、過去には戻れないし、大切なのは「今」
でも、過去の小さな自分を癒すことはできます。
そして、それを続けていくことで、今が癒されていくんです。

自我が芽生える時期の自分が癒やされるので、今ある関係性も、価値観も、観念も変わります。

では、どうやってインナーチャイルドを癒すのか。

それは、イメージワークなのですが
小さなころの・・傷ついたであろう体験があるなら、その時の自分をイメージして
今の大人の自分が、そのころの小さな自分を抱きしめて「辛かったね」「よく頑張ったね」「私はちゃんとわかってるよ」「もう大丈夫だからね」

その時の自分が、こう言って欲しかったと思うことを、ただただ繰り返し言葉をかけ、ハグしてあげればいいんです。

それは一度で解決できないかもしれません。

でも、ひたすら繰り返していくことです。

親を恨んでも、何の解決にもなりません。

その時、親にどんな状況があったのかは、今の私たちにはわかりませんから。

親を見るのではなく、そのころの自分を見て感じて癒す。

今、私たちにできることはそれしかありません。

大丈夫。

必ず癒やされて、楽になっていく自分を感じることができますから。