思考と感情を変えていくコツ。コツコツ。
ココロの話 | 22.11.19
いつまでも、しんどい出来事を頭の中で再現して、誰かから言われた言葉を自分の中で響かせ続け、どんどん深みにはまっていく。
恨みつらみが増し増し、怒りと苦しみで潰れてしまいそうになり、自分を見失う。
苦しい・・・
楽になりたいなぁって。
自分を赦せて、誰もを赦せて
いつも笑みをたたえて、心穏やかに安心して過ごす。
私の憧れの生き方です。
ココロの学びを初めて10年余り。
その好奇心と興味は失せることがありません。今もなお。
それでも随分楽になれたのは、揺れるたびに、コツコツと自分と向き合い、自分を知り、そんな自分の個性を丸ごと受け入れ、不器用ながらも一生懸命自分なりに生きてきたんだ。ということを認めてあげることができたから。
コツコツと。
大嫌いだった自分に、優しい言葉をかけながら。
誰かの目で自分を見るのではなく、自分の心の声を聴いてあげて、認めて受け入れるだけ。
それに、ただひたすらコツコツと取り組んでいくしかありません。
最初は、違和感だらけで大丈夫です。
繰り返していくうちに、ふっと受け入れられる瞬間がやってきますから。
人の成長や変化は、螺旋階段のようになっていて、一気に変化する。というわけにはいきません。
同じところでまた躓いて、同じことで怒りを感じ、赦せない自分を味わって。
それでも、少しずつ少しずつ取り組んだ分だけ変わっていきます。薄皮を剥ぐように少しずつ。
私たちは、生まれた時からずっとずっと「今のままではダメだよ。もっと成長しないと。いつまでにこれを覚えないと。これが出来るようにならないと。出来ないなんて許されない。だから頑張らないと。だから辛抱しないと。だからいつもちゃんとしていないと」
そうして鞭打って頑張らざるを得ない、自分のままでいることが許されない環境にいました。
だから、今の自分が出来上がったのは、決して自分のせいではないんです。
一生懸命、周りに合わせようとして、親に喜んでもらいたくて、自分が苦手なことも嫌なことも辛抱して頑張ってきたんです。
そうせざるを得ない時代もありました。
でも、もう大丈夫。
もっともっと解放して大丈夫。
もっともっと自分を大切にしても大丈夫。
わがままになってしまうんじゃないかと心配している人が、周りのことも考えず好き勝手放題になんてなったりしません。
ちゃんとバランスを考えて、そうすべき時は、決して犠牲心ではなく、喜んで与えることができますから安心して取り組んでみてください。