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つぶやき

熟年離婚と恋愛を考える。

つぶやき | 22.11.16

シングルになって早6年。
そういえば、離婚のことを書いたことがなかったなぁと気づき。。
特にこの話題を避けていたわけでもないのに・・ちょっと書いてみようかなと言う気になりました。

離婚なんて、本当にプライベートな話でありながら、夫婦当事者2人にしかわからない事情しかなく、何の参考にもならないかもしれないけど、きっと、離婚したいけど、本当に1人で生きていけるのか?
そこが不安で、今の状況が辛くても、その場に居続けようとしてしまうのだと思うのですね。

人間って、どんなに辛くても、これ以上辛い思いをするかもしれないなら、今のままの方がマシ。ってなりがち。それがヒトにある「恒常性」と言われるものなのですが。

私が思うに、確かに向き不向きはあると思う。

1人になること。一人暮らしができるかどうか?
まずは、そこが大丈夫なタイプかどうかですね。

私は小さい頃に、デパートで迷子になっても、泣きもせずに1人で遊んでいたらしいですから・・
まぁそういうタイプですw。

だから、晴れて一人暮らしになった時は、もう開放感でいっぱいでした!

ずっと憧れていたし、娘たちが一人暮らしをするのが羨ましくて仕方なかったw。
念願叶ったというわけです。

「1人で生きていくんだ」と肚を括ったからこそ、仕事も一生懸命頑張れました。
最悪は、生活保護がある。日本にいる限り野垂れ死することはない。大丈夫。って言い聞かせ。

でもきっと、私には”この道”しか、なかったんだろうな。とも思うのです。
離婚を本気で決めてから、成立するまで。そして、生活が成り立っていくまでは、まるで導かれるような。。

不安や心配、懸念することは沢山ありましたが、その一つ一つが消えていき、目の前にスッと道が現れたと感じたことがありました。

私が思うに・・離婚に限らず、命をかけて頑張ろうとしたこと、すなわち流れに身を任せた時には、宇宙からの応援が必ず入るな。と。

きっとタイミングも合っていたんでしょう。

経済力がなかったので「子どもの教育が終わるまで」と、私自身で決めました。そこに後悔はありません。

中には、子どものためにも早くに別れたほうが良いケースもあると思います。暴力とか酒乱とか。
それも、自分との相談かな・・と。

だからと言って、今の私に、心配や不安がないわけでなく、やっぱり子供がいようが親が健在であろうが、孤独感は味わいます。


ふと、離婚から1年くらい経った休みの日に「今日は1回も声出してない・・」と気づいて、これはヤバイ!!とw

それから、恋活も頑張りました。

大人の恋愛事情も、若い頃とは違い、自分への理解が深まった分、相手に求めるものもはっきりしてきます。

若かろうと熟年であろうと、100%は求められないんだから、パートナーを見つけようと思うなら、どうしても譲れないことを3つくらいに絞って、あとは許容範囲。くらいがいいかなと。

女性も1人で生きていける時代になったからこそ、老いも若きも妥協しにくい時代でもあると思うのですね。

その分、結婚の形も色々になってきているし、2人が良ければどんな形でもOKなのじゃないかなと思います。

本当に。周りからの評価なんてどうでもいいから。

結婚だけが幸せじゃない。子供がいることも同じく。
自分にとっての幸福や豊かさは、どういうものなのだろう?と。
周りに見える景色ではなく、自分の心の本当の声を聴くことが、大切なことだと思うのです。

いずれにいても・・・
あらゆることは”陰陽の法則”があり、プラスだけは存在しない。
どちらもリスクがあるのだから、どちらのリスクを引き受けるか?

判断の基準は、そこなのかなと思います。

なんだかまとまりのない文章になりましたが、この辺りの話は、まだ書けそうな気もしますw。
「実際どうなの?」聞きたいと思われることがあれば、LINEからご質問お送りください。