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ココロの話

隣の芝生がずっと青い理由。

ココロの話 | 22.04.13

先日見えた彩雲です。縁起が良いそうですね。


そして、こちらはその日の夕焼け。
綺麗なオレンジに染まっていたので、慌てて2階に上がってパチリ。

空や川や花に、最近とてもとても癒されています^^

さて、私たちは常に常に「今のままじゃダメだ」とばかりに「成長」「目標達成」「夢の実現」など、今を置き去りにするような生き方を強いられてきました。

私も自己啓発の世界を知って、自分の人生が変わっていったと思ったので、楽しくてどんどんチャレンジしていきました。

新しい知識を得ること。
マスターすることはとても楽しかった。
自分の世界がどんどん拓いていくようで。
これまでの自責だらけの情けない自分から、夢をどんどん叶えていく自分を目指して走りに走ってきたなぁと

でも、どの世界にいても、いつも、どんな時も、隣にいる人が凄く見えて、自分が納得できる結果が出ていても、それでも羨望の眼差しはやってきました。

特に大人になってオンライングループが沢山出来、何かを受講した時には大概、そこのグループに所属する形になります。

昭和の時代は、そうして隣の人の頑張りを見ては「何くそっ!!負けてなるものか!!」なーんて、励みにもなったのでしょうが、それがあまりに多すぎて、疲れてしまっている人も多いのでは?と感じます。

私もそうでした。「みんな結果を出していて凄いなー」って。自分の頑張りが足りない気がして、まだまだ頑張らなくちゃ!と気合を入れたり、ちょっと気分が下がったりして。

「隣の芝生は一生青い」

これは、お世話になった先生の一言なのですが、実に的を得ていました。

私たちは、子供の頃からずっと誰かと常に比較されてきました。
同級生と、親戚と、兄弟と、親の子供の頃とw
そして、ダメ出しをされる。もっと頑張らないと!とお尻を叩かれる。

でもね。
考えてみて欲しいのです。

その比べている他人とは、得て不得手も、特質も気質も性格も性質も、環境も・・何もかもが違う。
更に言うなら、もしかしてその情報「盛ってる」かもしれないw
他はダメでもいいことしか表に出していないかもしれない。

それは平成の終わりに、さも売れっ子になったようにSNSで発信している人を見かけましたが、実際は売れていない人も多かったと聞きます。

私もそんな情報に疲れてしまい、特にこの時代になって「自分にとっての豊かさとは何か」と言うことを考えだしました。

隣の芝生が青かろうと、茶色だろうと、私には関係のない話だな。と思えるようになって、肩の荷が降りた感じがします。

私が幸せだったら、それでいい。

お金を沢山持つことで、苦労している人もいる。
有名になったことで、大きなプレッシャーと闘っていたり、ありもしないことで叩かれている人もいる。
結果を出したことで「更に」を求められる人もいる。

結局は、今自分が持っているものを、どこまで幸せだと感じることができるか。
そこに尽きるんだなと。

情報の断捨離も、とても大切かも。
私も書籍の断捨離進めています。

シンプルになる!ために頑張る!← 違うし笑