歳を重ねるということ。
つぶやき | 22.12.21
気がつけば、12月も残り10日。
いやはや、本当に時が駆け抜けていくようで、今年もあっという間に終わってしまいそうですね。
お客さまともそんな会話が多くて、誰もが「年々、時間が過ぎるスピードが早くなってる」とおっしゃいます。
そう感じられることって、ある意味とても幸せなことだと思うのです。
だって、時間を持て余している時って、好きじゃない時間を過ごしている時って、長く感じられますもんね。
だから「充実している証拠ですよね」と話します^^
私は、年齢を重ねていくことに、あまりネガティブな想いはないんです。
若い頃よりも今の方が、ずっとずっと楽で楽しいから。
10年、時間を巻き戻してあげる。
なんて言われたら、キッパリと断ります。
もう十分頑張って生きてきたので・・もうたくさんです笑。
二度と戻りたくないし、そういう意味では苦労はしたけれど、決して悪い人生ではなかったし。やり直しなんて要りません。
肉体的な衰えも、まだそこまで感じない世代なのかもしれません。
そして、これまでの経験で、いろんなことがわかってきて、たくさんのこだわりが減り、自分さえ大切に出来ていれば、自然に周りを大切にできるようにもなり・・
甘えることもできるようになり、好意を受け取ることも、少しずつ上手になっています。
人と比べることが、いかに無意味でナンセンスかということにも理解が進み、人のことは気にならなくなります。
身近な人に関しては、まだまだ修行だな。と思うこともありますが。。。
ちょうどいい加減に忘れていくし、あまり未来のことも考える時間が減りました。
「今さえ良ければいい」というような排他的な考えではなく、生きている実態は「いま」しかないので、今を愉しむことを全力で。
この後も、歳を重ねることで、もしかしたら、もっともっと大らかになり、こだわりが減り、氣楽になっていくのかも。
と、思えば、10年後の自分がちょっと愉しみになります。
御年67歳。ぎゃあ!笑
きっと、ジーパンにスニーカーで、四季折々の旅を愉しんでいることでしょう。
今年の一番の収穫は、そんな思考回路が手に入ったことでした。