自分の感情に気づく。その最初にやるべきこと。
ココロの話 | 23.02.27
先日、大阪千里に、飛行機のお腹を見に行ってきました。
あまりの近さに圧倒されるど迫力!!そして轟音!!
多分、ボランティアなんでしょうけど、「間もなくANA大型機が通過します〜次は何時何分です〜」って解説してくれるおばちゃんがいました。
「好き」が高じるってこう言うことかと・・^^
さて。
今日は「自分の感情に気づく。その最初にやるべきこと」というテーマでお話ししていきます。
まず、今日のテーマを選んだ理由なんですけれども、
感情というのは、誰もが日常的に、しかも無意識で味わっているものなのです。
この感情の扱い方を知っておくことで、心を楽にし、あるいは願望実現に使える様にもなります。
でも、感情というのは、自動的に発生するものなので「気づこう」という意図がないと、どんどんストレスを強くし、やがて病にまで発展させてしまいます。
そこで、まずは今味わっている感情に気づき、対処することで、いち早く落ち着きを取り戻し、心を軽くするために、今日のテーマを選びました。
先ほども言いました通り、感情は、何かの縁に触れて、過去の記憶と融合されて自動的に発生します。
ここは、残念ながらコントロール不可です。完全自動発生。
その発生した感情が、「嬉しい!」とか「美味しい!」とか、ポジティブなものなら良いのですが、ネガティブな感情の場合、どんどんネガティブに傾いてしまうものなのです。
それは「フォーカスするものが増大する」という脳の仕組みによるものなんですね。
そして、散々、ネガティブな感情を味わったからといって、問題が解決するわけでもなく、もちろん、気分がスッキリするわけでもなく、只々、重苦しい気持ちに覆われて、いつしか体調にも影響が出てきます。
ストレスは万病の元と言われる所以ですね。
特にネガティブな感情に覆われている時って、出来ることなら、早く逃れたいですよね。
ですので、発生した感情には、いち早く気づき、できるだけ早く対処する方がいいのです。
ズバリ!
感情というのは、それが起こっていることに気づくだけで、まずは解放されます。
私自身も「自分の感情を客観的に捉える」ということを知らなかった時代は、只々無意識に感情に流されていました。
例えば、誰かに嫌なことを言われたとします。
その言葉、またはそのシーンを、自分の中で何度も何度もわざわざ再生しては、どんどん怒りや悲しみを増大させたり、相手を恨んだり、はたまた自分に非があったと責めたりしていました。
もう思い出しただけで苦しくなってきます。
では、具体的にどの様にして感情に気づくのかというと
まず「今起こっている感情を、一つ一つ言葉に置き換える」ということをしていきます。
その感情の原因になった相手の行動や環境、あるいは自分の言動などに対する批判ではありません。
これはよくあるパターンですので、ご自分の内側をよくよく観察してみてください。
そのことによって起こった、もっと内側の「自分の感情、心の状態」を観察して、言葉にします。
今、とても腹が立っている。
理不尽な思いがある。
緊張している。
悲しい。
ザワザワして落ち着かない。
悪いイメージが増大しているところで気づいたら、それも言葉にしてみます。
「どんどん悪い方へ勝手に想像している」と。
言葉で捉える練習をしていくと、その反応・状態から抜け出すことができ、自然に心が落ち着いてきます。
そして、次に、今度は、体の感覚に意識を向けます。
座っているなら、お尻の感覚に。
歩いているなら、足の裏の感覚。
呼吸の状態。
見えているもの。
聞こえている音。
そうすると、落ち着きを実感できていくと思います。
そして、また感情が湧いてきたら、同じように言葉で捉え直し、今味わっている体の感覚に意識を向ける。
これを繰り返していくことで、さらに、自分の内側で起こっている感情にも気づきやすくなっていきます。
感情を客観的に捉えられる様になると、自分の思考、思考の癖、自分の本当の想いや、自分が好きなこと。嫌いなこと。やりたいこと。やりたくないことなども理解できる様になり、自分軸が育ち、行動の選択がしやすくなっていきます。
是非是非、練習してください
また、感情を使った願望実現の方法については、別の機会にご紹介していきますね^^