吾が道をゆく〜積極的選択のススメ。
ココロの話 | 22.05.07
先日歩いた、哲学の道で見つけた石碑。
京都大学の西田幾多郎という先生の言葉だそうです。この先生が思索にふけりながら散歩されたことから、「哲学の道」と名前がついたそうで。
「人は人
吾はわれ也
とにかくに
吾行く道を
吾は行なり」
日本は農耕民族で、みんなで田畑を耕し守り、村文化で歴史が綴られた国ですから、「みんなが一緒」が好まれ、個性が発揮しにくく、自己肯定感も育ちにくい文化の中で、私たちは教育を受けてきました。
なので「自分がやりたいことをやる」という選択に、ものすごく抵抗を感じますよね。
「人にどう思われるだろう」という感性が特に根強い。何をしようとしても世間の目。他人の目が気になる。嫌われることを極端に怖がる。
この抵抗感は持っていて当たり前なので、勇気がないと、自分を責めることはありません。
でも、そんな中で生きることが苦しくなって、勇気のない自分を変えたい。他人の目を気にせずに生きたい。自由にのびのびと生きたい。
時代は変わりましたね。大きく。
私は自由人なので、制限されることが苦手です。でも、A型長女気質のために、それを許さない自分と戦いました。
そして我慢の限界を超えて離婚を選び、今の道を選び自由を得ました。
怖かったです。
でも、これまでの苦労が続くことを考えれば、貧乏になったって自由だったら最悪日本には助けてくれる社会制度があるんだから、お世話になればいい。
そこまで腹をくくったら、もう何も怖くなくなりました。
全てのリスクに対して全責任を持つ。これを積極的選択。と言います。
どうせやるなら、戦々恐々としながら進むより、「なんでも来いや!!!」くらい鼻息荒く、勢いを持って進む方が気楽です。
やってみねけりゃわからない。
うまくいかないなら、修正すればよし。
もうどうにもダメだと判断したら、やめたらいいだけです。
それが恥ずかしいと思うのなら、その街を離れたらいいだけのこと。
人の不幸を笑うヤツなんか相手にする価値はないです。
が、世の中、そんなに悪い人ばかりではありません。
誠実に誠実に頑張っていれば、必ず宇宙からの応援は入るもの。
流れを信じて、道が拓けた人は進んで下さい^^